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ホクリヨウ

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アナリストレポート

基本情報

特色 北海道で約50%のシェアを占める鶏卵業界の雄 市場名 東証一部

事業内容(レポートより抜粋)

ホクリヨウ(以下、同社)は、北海道最大の鶏卵会社で、北海道内では採卵鶏飼養羽数ベースで約50%のシェアを握る。約50年前に自前の農場を建設して養鶏事業に参入後、畜産事業を手がけてきたが、現在は鶏卵の生産に特化している。その過程で、他の農場の施設を買収して規模を拡大してきた。

14年には岩手の第一ポートリーファームの買収により、本州への進出を果たした。

同社の強みは、雛育成から販売までのビジネスプロセスを一貫して自社で行っていることと、大規模経営であるために積極的な設備投資が継続されていることの2点に集約される。その結果、(1) 安全・品質管理の徹底、(2)設備のスクラップ&ビルド、 (3) 直接販売による顧客接点の確保という3つの競争力の源泉が得られている。

同社の事業セグメントは鶏卵事業と食品事業に分かれている。高いシェアを有する鶏卵事業が売上高の85.9%を占め、営業利益の大半を稼ぎ出している。

(2017年2月03日時点)

沿革(レポートより抜粋)

先々代の米山清作氏が1949年に創業した北海道糧食株式会社が、同社の前身である。当初は飼料の販売ならびに乾麺の製造販売でスタートしたが、食生活の変化を見越して、飼料販売に軸足を移していった。

乾麺の事業からは56年に撤退し、飼料の事業の延長で養鶏事業への関心を強めていき、先代の米山清一氏が64年に札幌郡広島村に広島畜産センターを建設、本格的に養鶏事業を開始した。

一方、飼料の事業は大手企業に集約されていく流れがあり、72年に飼料部門を他社へ営業譲渡して撤退した。同年に、北海道糧食株式会社から株式会社ホクリヨウに商号を変更し、養鶏を中心とする畜産物の生産販売専業の会社として再スタートした。また、再スタートから5年後の77年、余市郡に赤井川畜産センターを建設し、養豚事業も手掛けるようになった。

80年代に入ると、養鶏部門においては登別養鶏(登別市)、東養鶏(北見市)、養鶏場諌山飼料店(河東郡)の施設を取得していき、養豚部門においてはエス・ピー・エフ畜産センター(苫前郡)を取得していった。当時は、鶏卵の増産による価格下落をおそれた農林水産省から、「自社で鶏の羽数を増やしてはならない」という行政指導があり、規模の拡大は買収によってのみ可能であった(なお、この行政指導は2000年代になるまで続いた)。そこで同社は、買収によって施設を取得した後に、それを建て直して生産羽数を増やすという方法で規模を拡大していった。

04年にグループ内再編を行い、販売部門は株式会社ホクリヨウへ、生産部門は株式会社ホクリヨウ生産へそれぞれ集約した。その後08年には株式会社ホクリヨウと株式会社ホクリヨウ生産が合併した。

再編が完了すると、規模拡大を再開した。09年の株式会社千歳ポートリーの設立を皮切りに、株式会社住吉たまごの営業権、株式会社北海道エッグの営業権、道南の千軒農場の施設をそれぞれ買収した。千歳ポートリーは、有限会社沼山ファーム、有限会社武石忠興農場の資産をそれぞれ取得した。なお、株式会社千歳ポートリーは11年に株式会社ホクリヨウと合併した。

その後も、10年から11年にかけて株式会社白樺ファーム(成鶏部門および育成部門)を、13年にサークル商事の営業権をそれぞれ買収した。そして、14年には岩手県の株式会社第一ポートリーファームを子会社化し、初の本州進出となった。

なお、この過程で、10年には、養豚生産部門を別会社化した上で事業を他社へ売却し、養豚事業から撤退した。以降、同社は鶏卵専業となって現在に至っている。 16年2月に同社株式は、東京証券取引所市場第二部から同市場第一部銘柄に指定された。

(2016年5月13日時点)

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