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オイシックス

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アナリストレポート

基本情報

特色 有機野菜や特別栽培農産物等をネット販売 市場名 東証マザーズ

事業内容(レポートより抜粋)

オイシックス(以下、同社)は、有機・特別栽培野菜注1や人工添加物を使用しない加工食品等をネット販売により宅配するサービスを主力としている。食品EC市場の拡大などを追い風として、安全性や美味しさ等にこだわる高付加価値食品を広く一般消費者向けに提供するという独自のポジショニングにより高い成長性を実現している。 同社が運営する食品販売サイト「Oisix.com」の定期購入会員数は約9.1万人となっている(14年9月末現在)。

事業別には「EC事業」と「その他事業」に区分されるが、ネット経由による「EC事業」が売上高の91.6%(15/3期上期実績)を占めており、事業セグメントは単一となっている。なお、EC事業は、定期宅配サービスをはじめ、都度購入サービスや香港での事業(Oisix香港)、ギフト事業(ウェルネス)で構成されている。また、その他事業には、他社食品EC向けの受託事業や、直営店2店舗及び食品スーパー(東急ストア及びクイーンズ伊勢丹)内の特設コーナー11店舗による店舗事業等が含まれている(14年9月末現在)。

関連会社にリクルート(現リクルートホールディングス、6098東証一部)と合弁で設立したごちまる(同社持分比率40%)が存在する。ごちまるは、食品通販モール「gochimaru.com」を通じた食品EC事業を展開しているが、同社は、ごちまるから商品の卸販売や物流業務を受託している。

また、神奈川県海老名市に食品EC事業に特化した物流センター(約2,000坪)を保有している。食材加工が可能なセントラルキッチンも備えており、売上規模で約300億円まで対応できる能力を有している。

(2015年1月16日時点)

沿革(レポートより抜粋)

1997年、当時東京大学に在学していた現社長の高島宏平氏が、インターネット通信販売関連事業を主要事業として、東京都品川区に同社の前身である㈲コーヘイを設立した。「インターネットを活用することで社会の仕組みを変えていきたい」との思いが創業の経緯である。当初は、格安航空券やシルバーアクセサリーの EC 事業等を手掛けていたが、本格的にビジネス展開するにあたってインターネットにより価値を高められる事業領域はどこかという発想の中から食品に行きついた。

経営を学ぶ目的で大学院を卒業と同時にマッキンゼー社に勤務していた高島氏が 00年にマッキンゼー社を退職し同社代表取締役に復帰した。同年6月にオイシックス㈱の組織及び商号変更を行なった。同年9月には食材の安全性を学識経験者と主婦が監査する第三者機関「食質監査委員会」を設置し、同年10月から食品販売サイト「Oisix.com」を通じた食品宅配事業(EC 事業)を開始した。01年に乳販店等を通じた食品宅配事業の開始や物流センター(神奈川県海老名市)の設置を行い、02年には、同社の主力事業となる定期宅配サービス「おいくら」が開始され、ここから現在の会員向けストック型ビジネスが本格的にスタートした。

最初は慣れない業界において、生産者の開拓や物流面での苦労があったものの、消費者に対する知名度や評判の高まりとともに会員数が急速に拡大して同社の成長を牽引した。また、04年にカタログ通販事業を展開するニッセン(現ニッセンホールディングス)との事業提携や、10年にはEC事業への進出を図るリクルート(現リクルートホールディングス)との合弁事業など、同じユーザー(小さな子供を持つ主婦層等)をターゲットにする企業との提携も成長を後押ししてきた。一方、09年には海外事業として「Oisix 香港」をグランドオープンし、アジア進出への一歩も踏み出した。

同社ブランドの認知向上やインターネットを利用しない消費者へのアプローチを目的として店舗事業も試験的に開始し、10年11月に恵比寿三越店内に第1号店、11年3月に二子玉川ライズ内に第 2号店を出店した。11年11月には、ギフト商品の強化を目的として、花とグルメのオンラインギフトショップを運営する㈱ウェルネスを株式取得により完全子会社化(12年4月に吸収合併)、12年6月には、物流センターを神奈川県海老名市に大規模化移転して、更なる成長への基礎固めを行い、13年3月に東証マザーズに上場した。

(2014年6月20日時点)

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