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VOYAGE GROUP

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アナリストレポート

基本情報

特色 メディア向け広告配信プラットフォームを提供 市場名 東証一部

事業内容(レポートより抜粋)

事業セグメントはメディアの広告枠販売を支援する「アドテクノロジー事業」と、自社メディアの運営並びに国内でインターネット調査向けにモニターを提供する「メディア事業」、アジア中心のインターネット調査向けモニター提供や新卒採用支援等の「その他インターネット関連事業」の3事業で構成され、このうちアドテクノロジー事業が同社の成長ドライバーと考えられる。

成長を牽引するアドテクノロジー事業のコア技術は、広告収入の最大化を目指すSSP(Supply Side Platform)である。SSPは広告枠の販売を希望するメディアを多数束ね、ポータルサイト系や検索サイト系などのアドネットワーク(Ad Network:広告ネットワーク)事業者向けにメディアが保有する広告枠を一括で販売しているほか、SSPとは逆に広告枠を購入する側の広告主をサポートするDSP(Demand Side Platform)との間で、瞬時に広告枠の個別入札(RTB:Real Time Bidding)を行うアドエクスチェンジ(Ad Exchange)によってサポートメディアにおける広告収入の最大化を目指すものである。

SSPによる広告配信プラットフォーム事業のビジネスモデルは、サポートメディア数の積み上げによるストックビジネスと推察されるが、成長加速にはオーディエンス(サイト閲覧者≒エンドユーザー)のアクセス数を稼ぐ有力メディアの取り込みと、大規模アドネットワーク事業者並びに大手DSP事業者との取引拡大が不可欠と考えられる。

サポートメディア数の拡大は商品ポートフォリオの拡充並びに集客力の強化に相当し、アドネットワーク並びにDSP事業者との取引拡大は顧客層の充実と販売チャネルの多様化に該当すると推察される。

したがって、これら商品ポートフォリオの充実と顧客層並びに販売チャネルの拡充は、RTBで落札される配信数(impression:以下imp)を高める方向に働くほか、SSPの成長モメンタムを示唆すると考えられる。15/9期末のサポートメディア数は、アクセス頻度の高いニュース系サイトを中心に7,000サイト以上、15/9期のimp数は2,951億回に及ぶなど、同社は国内SSP事業者として業界トップクラスの実力を誇っている。

(2015年11月13日時点)

沿革(レポートより抜粋)

同社の前身は99年に設立されたアクシブドットコムである。懸賞情報サイト「MyID」を運営し、01年にサイバーエージェントとの資本業務提携で当該会社の連結子会社となった。

その後、懸賞情報一括投稿サービス「My Promotion」や携帯電話向け「無料!懸賞MyIDモバイル」、「無料!懸賞MyID」などの販促サイトをリリースし、04年には価格比較サイト「ECナビ」をオープンさせ、MyIDを「ECナビ懸賞」にリニューアルした。

05年に商号をアクシブドットコムからECナビへ変更し、アンケートモニターサイト運営子会社の「リサーチパネル」を設立した。06年にはネット調査大手のクロス社がリサーチパネル株式の40%を取得して資本提携を結び、リサーチ事業のビジネスモデルが固まった。

07年にポイント交換サイト「PeX」の運営子会社PeX(現VOYAGE MARKETING)を設立し自社運営サイトの骨格を固めたほか、08年にはアドテクノロジー事業の中核となる検索連動型広告導入支援子会社adingoを設立した。adingoは10年にSSP「Fluct」のサービス開始でアドエクスチェンジに参入し、11年には子会社Zucksを設立しスマートフォン向け広告支援サービス「Zucks Ad Network」のリリースでアドテクノロジー事業の基盤が形成され、同年、商号をECナビから現在の「VOYAGE GROUP」に変更した。

12年にサイバーエージェントからMBO(Management Buyout)で独立し、投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループに発行済株式の62%を売却してサイバーエージェントの連結子会社から外れた。

13年にECナビを価格比較サイトからポイントサイトへ衣替えし、14年7月に東証マザーズ上場を果たした。15年9月には東証一部へ市場変更となった。

(2015年11月13日時点)

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