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理研ビタミン

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アナリストレポート

基本情報

特色 家庭用食品から化成品改良剤までを揃える食品メーカー 市場名 東証一部

事業内容(レポートより抜粋)

理研ビタミン(以下、同社)は、天然素材の抽出技術と分子蒸留技術をコアテクノロジーに、ノンオイルドレッシングなどの家庭用食品から化成品向け改良剤まで、幅広い領域をカバーする食品メーカーである。

事業セグメントは、家庭用並びに業務用のドレッシングや海藻などに加え加工食品メーカー向け改良剤をもカバーする「国内食品事業」と、食品用ラップなど化成品向け改良剤の「国内化成品その他事業」、海外の改良剤販売子会社と中国冷凍食品製造子会社等の「海外事業」の3事業で構成され、このうち国内食品事業が利益の大半を稼ぎ出している。

直近の事業戦略を見ると、15/3期までは東日本大震災で被災した宮城県海藻加工子会社の復興及び失った海藻製品のシェア回復と、経済発展で需要の増加が見込まれる加工食品向け改良剤のアジア展開に向けて、改良剤の上流工程を担うマレーシア子会社の生産能力増強及び海外販売拠点の拡充に注力してきた。

その結果、失った業務用海藻のシェア回復には課題を残すものの、改良剤の生産能力増強とアジア及び中東地域の販売拠点整備はほぼ計画通りに進捗した。

新しく始まった16/3期~18/3期中期経営計画では、業務用及び家庭用の海藻製品のシェア回復で利益成長を目論むとともに、増産体制が整った改良剤のアジア及び中東販売で売上成長を図る計画である。

(2015年12月04日時点)

沿革(レポートより抜粋)

同社のルーツは 1917年に自然科学の総合研究所として設立された理化学研究所。38年に研究成果の工業化目的で設立された理研栄養薬品から、ビタミンA抽出部門を分離独立して 49年に理研ビタミン油が創立。天然素材からの抽出技術をコアテクノロジーに、戦後の栄養補給目的でビタミン油(肝油)の製造販売を開始した。その後、コア技術を用いて肉エキス抽出の即席麺スープや、国内初の分子蒸留による高純度モノグリセライド(グリセリン脂肪酸エステル:乳化剤)を製造。その他わかめ加工品やだしの素など、食品原料・素材や加工食品分野のアイテム拡充で事業基盤を強化した。

61年に東証二部上場を果たし、和風だしの素やわかめ加工品を伴って家庭用食品へ参入。64年に原料わかめ調達・加工の子会社(理研食品)を設立し、宮城県にわかめ加工品の一貫生産体制を構築。80年に理研ビタミンへ商号変更し、86年には家庭用食品の主力製品ノンオイルドレッシングを発売。

91年に蒸留モノグリセライド生産のマレーシア子会社、93年には食品・化成品品質改良剤生産の天津子会社(中国)を設立し、94年に冷凍食品生産の青島福生(中国)をM&Aで子会社化にするなど、海外事業の基盤構築を進める。

95年と2003年には大連(中国)にわかめ加工子会社、04年に米国(オクラホマ州)に即席麺スープ工場を設立するなど、原料の安定調達とコスト削減を目的に調達地域での生産体制を整備。

08年に当時筆頭株主だったSFCGの持分をキッコーマンが買い取る形で資本・業務提携を結ぶ。11年の東日本大震災で子会社(理研食品)のわかめ製品3工場が被災。生産能力は震災前の約70%程度まで落込んだが13年に復旧した。

(2014年8月1日時点)

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