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アグロ カネショウ

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アナリストレポート

基本情報

特色 果樹、野菜向け農薬専業 市場名 東証一部

事業内容(レポートより抜粋)

アグロ カネショウ(以下、同社)は、農薬の輸出入及び製造販売を行なう中堅農薬専業メーカーで、農薬の必要性が高く、使用方法が難しい果樹、野菜向け等に特化している。導入品に独自のノウハウを加えた農薬と自社開発の農薬で業容を拡大してきた。土壌消毒剤(14/12期売上構成比54.4%)、除草剤等(同13.7%)害虫防除剤(同13.6%)が主力製品である。同社は14年9月19日に東証第二部から第一部へ指定された。

三井物産(8031東証一部)との合弁会社であるベルギーの連結子会社Kanesho Soil Treatment(同社出資比率60%、以下KST)は、バスアミド微粒剤やD-D等の農業用土壌処理剤の原体及びバルクを輸出している。特にバスアミド微粒剤の登録国は59カ国(14/12期末)に及ぶ。なお、BASF社から事業を譲受した際に計上したKSTののれんの償却は13/12期に終了した。

国内販売に関しては、会員店販売が中心で、営業担当者が直接農家を訪問し、技術及び使用方法などの指導を行ないながら拡販を図っている。農薬の販売には各国で個別に登録することが必要であり、登録に時間と費用がかかることが参入障壁となっている。

東京電力福島第一原子力発電所の事故により、主力工場であった福島工場は生産不能となった。このため、同社は代替生産拠点として茨城新工場(生産能力は福島工場の約3分の2)を建設(13年4月竣工)するとともに、直江津工場、海外工場だけでなく外部への生産委託を拡大することで、リスク分散を図っている。

(2015年8月28日時点)

沿革(レポートより抜粋)

1951年、現社長の実父である櫛引大吉氏が、戦後の荒廃した農地を見て日本における農業及び農薬の重要性・将来性を感じ創業。当初はリンゴ用農業薬品・肥飼料の売買・輸入販売などを行う。社名を、櫛引家本家(青森県弘前市)の屋号に因んで兼商(カネショウ)株式会社とした。59年、兼商化学工業を設立し、60年に、販売特約店との共同出資により青森兼商販売を設立。その後、次々に販社を設立し、全国的な販売網を整備した。

85年には兼商㈱と兼商化学工業㈱の合併により、新社名アグロ カネショウ㈱に改称。89年には、全国の販社を吸収合併。2003年には、ベルギーに土壌処理剤を取り扱うKSTを三井物産(8031東証一部)と合弁で設立(現出資比率、同社:三井物産=60:40)。10年に国内連結子会社であった三和化学工業(塗料などを生産販売)を売却。11年3月11日に、主要生産拠点であった福島工場が東日本大震災における東京電力第一原子力発電所の事故により生産不能となる。代替新工場として茨城工場を建設した。

創業60数年のうち当初の30年近くは商品の輸入販売が主体で、自社製品の開発に着手したのは最近の30年程、同販売は10数年前からと社歴に対して、自社開発・販売の歴史は浅く、今後本格化していくものと予想される。1993年6月に株式を店頭登録し、2000 年9月東京証券取引所市場第二部に上場し、14年9月に第一部に指定替えとなった。

(2014年9月19日時点)

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