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6597 東証グロース(電気機器)

HPCシステムズ

企業情報

事業内容(レポートから抜粋)

科学技術計算分野のソリューション提供と産業用コンピュータの製造販売を手掛ける

HPCシステムズ(以下、同社)は、High Performance Computing(高性能コンピューティング、以下、HPC)という科学技術研究における高性能計算処理をトータルにサポートするHPC事業と、産業用コンピュータをConfigure To Order(注文仕様生産方式、以下、CTO)形態で提供するCTO事業を兼営する独立系のエレクトロニクス企業である。

セグメント別売上高が開示されている17/6期以降を見ると、HPC事業とCTO事業の売上高構成比は、概ね7割:3割で推移している。一方、営業利益構成比は、20/6期までは継続顧客向け同一製品の量産を中心に手掛けているCTO事業の方がやや利益率が高かったため、概ね6割:4割となっていた。

21/6期については、HPC事業の利益率が大幅に上昇した一方、CTO事業の利益率が低下したため、HPC事業約7割、CTO事業約3割となった。

HPC事業は、HPC分野の科学技術計算コンピュータに関する各種ソリューションを提供している。

CTO事業では、ユーザーが産業用コンピュータの仕様を希望し、仕様に合うコンピュータをメーカーである同社が提案して製造販売するCTO形態を採用している。

(2021年11月5日時点)

沿革(レポートから抜粋)

同社は、06年9月に、HPC事業の源流となる株式会社エッチ・アイ・ティーと、CTO事業の源流となるプロサイド株式会社から分社型吸収合併を行い、実質的に統合して事業を開始した。

小野鉄平氏(現代表取締役)は、04年に台湾において、コンピュータ等の開発及び少量多品種受託生産を手掛ける会社を設立し、経営にあたっていたが、義父から経営を手伝ってほしいとの要請を受け、06年5月にプロサイドに入社した。プロサイドとエッチ・アイ・ティーの実質的な統合により、同年9月に同社に移籍し、コーポレート本部長兼CFOに就任した。役職上はCFOであったが、統合した両社のシステム、オペレーション、文化の融合作業というCOO的な役割を担うことになり、同社の統合作業に大きな役割を果たしていた。

なお、同社の社内取締役6名のうち、小野代表取締役を含め、4名が統合された両社の出身者である。長谷川取締役と齋藤取締役はエッチ・アイ・ティーの出身であり、関取締役はプロサイドの出身である。

統合業務を着実に遂行した小野氏は、07年12月に代表取締役に就任した。事業拡大に伴い、09年には西日本営業所を開設した。10年には、HPC事業ではGPU注6の演算資源を画像処理以外の目的に応用する技術であるGPGPUを用いたプログラム高速化サービスの提供を開始したほか、CTO事業ではマシンビジョン向け産業用PC製品「PoEタクサン」の販売を開始した(現在は販売を終了している)。

小野代表取締役は、経営が悪化していたアドテックから経営再建を依頼されたため、12年11月に同社の取締役会長に就任した後、12月にアドテック(現AKIBAホールディングス)の代表取締役社長に就任した。同社では関氏が代表取締役に就任した。

関代表取締役時代においても、同社は着実に事業強化に取り組んだ。14年には、HPC事業において、「計算化学ソリューション」の提供を開始した。15年には、液浸冷却高速演算システム等を開発販売するExaScaler(東京都千代田区)と販売代理店契約を締結した。

小野氏はアドテックでの任務を終え、15年9月、同社の代表取締役に復帰した。16年には、1月に自社開発ソフトウェア「Reaction Plus Pro」の販売を開始したほか、4月にNVIDIA PARTENER NETWORK(NPN)に認定された。7月には台湾に支店を開設した。

17年8月には、HPCに特化したクラウドサービスを手掛ける米Rescaleと販売代理店契約を締結した。18年6月には、計算化学クラウドサービス「ChemPark」を開始した。7月には、世界的なCAEソフトウェアベンダーである米ANSYSと「ANSYS Preferred Solution Partner」契約を締結した。

19年9月、同社は東京証券取引所マザーズ市場に上場した。

(2021年4月16日時点)

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