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7126 東証スタンダード(小売業)

グローバルスタイル

企業情報

事業内容(レポートから抜粋)

「GINZA Global Style」を中核ブランドにオーダースーツ店舗を展開

グローバルスタイル(以下、同社)は、オーダースーツの企画、販売を行う企業である。

同社は、個人事業の期間も含めて戦前より大阪を中心に毛織物卸売商として事業を行ってきたが、09年に同社のグループ会社が新規事業としてオーダースーツの「Global Style」業態を立ち上げ、そのグループ会社を12年に吸収合併して以降、オーダースーツ店舗の運営が同社の主力事業となった。

「GINZA Global Style」を主力業態として、23年1月末時点で全国主要都市に34店舗を展開している。

同社はオーダースーツの販売店舗を運営する事業の単一セグメントだが、売上高は営業部ごとに分類されている。5つの業態を持つGS営業部が全売上高の9割以上を占めており、中でも「GINZA Global Style」が全売上高の5割超を、「GINZA Global Style COMFORT」が全売上高の3割超を占めている。

(2023年2月17日時点)

沿革(レポートから抜粋)

同社の前身は、1928年に田丸正二氏が大阪府大阪市で個人創業した毛織物卸売商「丹後屋羅紗店」である。1949年には株式会社丹後屋羅紗店として法人化した。

丹後屋羅紗店は、1957年に北九州支店、1959年に東京支店を開設するなど、事業を拡大していった。そして、1964年にはタンゴヤ株式会社へ商号を変更した。

2000年代に入る頃までは創業家一族を中心とした世代交代が行われてきたため、創業家一族の株主が増加していた。また、将来の生き残りに向けて、新規事業を模索していた。そこで、創業家メンバーが5代目社長に就任するのに合わせ、07年6月に創業家一族がタンゴヤホールディングス株式会社を設立して分散した同社株式の集約を図るとともに、子会社数社を設立して新規事業の開発を進めた。

いくつか試みた新規事業のうちのひとつが、子会社のデパーチュアの下で開始した、「Global Style」のオーダースーツ事業である。「Global Style」の立ち上げは、デパーチュアの取締役で、ビジネススーツ製造小売のオンリーで常務取締役を務めた経験を持つ田城弘志氏の主導で進められた。

そして、1号店として09年12月に大阪本町店をオープンし、その後、「Global Style」は東京を中心に店舗を増やしていった。

「Global Style」業態でのオーダースーツ事業の成長の可能性の感触を得た同社は、12年11月にデパーチュアを吸収合併した上で、デパーチュアが手掛けていたオーダースーツ事業を同社の主力事業として本格的に展開していくこととなった。田城弘志氏はこの後同社の取締役となり、17年以降は同社の代表取締役社長を務めている。

創業家一族が設立したタンゴヤホールディングスは、18年に、現在の筆頭株主で同社株式を管理するGSマネジメントと、創業家メンバーが経営する会社に分割された。その際、タンゴヤホールディングス傘下にあり、九州でオーダースーツの店舗を運営するTANGOYA事業が同社に譲渡された。

こうして創業家の手を離れた同社は、21年8月に東京証券取引所ジャスダック市場への上場を果たした(市場区分の変更に伴い22年4月からはスタンダード市場)。また、22年11月には、「タンゴヤ」から「グローバルスタイル」へ社名が変更された。

(2023年2月17日時点)

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