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バリュエンスホールディングス

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アナリストレポート

基本情報

特色 一般消費者から買い取ったブランド品等を主に業者向けオークションを通じて販売 市場名 東証マザーズ

事業内容(レポートより抜粋)

バリュエンスホールディングス(以下、同社)は、バッグ等のブランド品、時計、宝飾品、貴金属、骨董・美術品を一般消費者から買取り、商品の種類や特性に応じて異なる販路で販売するリユース会社である。

20年3月、同社は持株会社体制に移行し、商号もSOU(そう)から変更した。バリュエンスとは、Value(価値)とIntelligence(知識・知見)、Experience(体験・経験)を組み合わせた同社による造語である。

ブランド品、時計、宝飾品については、主に自社グループが国内外で運営している業者向けオークションを通して販売している。

貴金属や骨董・美術品については、自社オークション以外の経路での業者への卸売が主体となっていたが、骨董・美術品に関しては業者向け自社オークション「THE EIGHT AUCTION(以下、エイトオークション)」による販売を18年8月に開始した。その他、一部のブランド品については一般消費者への小売販売も行っている。

同社は、リユース市場の中でも自社の強みが活かせるブランド品等に絞って商品を仕入れ(買取)、販売している。19/8期の商品ジャンル別売上高構成比は、時計35.9%、地金(貴金属)19.4%、宝飾品17.3%、バッグ13.1%、骨董品6.2%、アパレル・小物等その他8.1%となっている。

20年3月の持株会社体制への移行により、旧SOUは純粋持株会社である同社と承継会社であるバリュエンスジャパンに分割された。

国内連結子会社である古美術八光堂とSOU Technologiesの商号はバリュエンスアート&アンティークスとバリュエンステクノロジーズに変更され、海外子会社であるStar Buyers Limitedの商号はValuence International Limitedに変更された。また、不動産事業を目的とするバリュエンスリアルエステートが設立された。

中核子会社であるバリュエンスジャパンは、国内におけるブランド品等のリユース事業を展開しており、ブランド品等の買取と売却(自社オークション経由した国内業者への販売、その他の卸売、小売)を行っている。

バリュエンスアート&アンティークス(17年2月に完全子会社化)は、買取店舗である古美術八光堂を運営し、骨董品、美術品等のリユース事業を展開している。販路としては、業者向けオークションであるエイトオークションとその他の手法での業者への卸売が挙げられる。

同社グループは、リユース品を取扱商品とし、中でも、鑑定難易度が高く、販売時に5万円以上の単価を見込める高額品を主体に仕入れている。店頭買取、宅配買取、出張買取の3形態で買取を行っているが、店頭買取が中心となっている模様である。

店頭買取では、売却したい商品を一般消費者(個人)が店舗に持ち込むと、同社のバイヤー(コンシェルジュ、鑑定士とも呼ばれているが、バイヤーに統一)が鑑定・査定を実施し、その場で買取が行われる。

宅配買取では、売却したい商品を個人が店舗に宅配便で送ると、同社のバイヤーが鑑定・査定を実施し、買取金額をメールや電話等で連絡する。買取不成立の場合は商品を返送している。

出張買取では、持ち運びや配送が困難な商品を所有する個人の自宅で、バイヤーが鑑定・査定、買取を実施している。主に骨董専門のバイヤー約35名を擁する古美術八光堂が行っており、古美術八光堂では、遺品整理、生前整理等を通じた出張買取の割合が高いようである。

(2020年6月5日時点)

沿革(レポートより抜粋)

同社の創業者である嵜本晋輔(さきもとしんすけ)氏は、サッカーJリーグのガンバ大阪等でプレーした後、父親がリサイクル業を営んでいたことから、兄二人と家電や厨房機器等のリサイクル販売を行う株式会社MKSコーポレーション(現株式会社ニュースタンダードグローバルオフィス)を04年に設立し、常務取締役に就任した。

その後、兄二人が洋菓子の製造販売に乗り出した一方、嵜本晋輔氏は、リユース品の中でも成長が見込めると判断したブランド品に取扱品目を切り替えた上で、リユース業を取り仕切るようになった。07年3月に、なんぼや業態の1号店となる難波本店をオープンし、その後、大阪府、東京都、神奈川県に計9店出店した(11年12月時点)。

11年12月、事業分割によって設立された同社に、ブランド品リユース事業が移管され、嵜本晋輔氏が同社の代表取締役社長に就任した。

13年4月には、大阪より市場が大きく、リユース品を高い価格で売却できると判断し、業者向けオークションである東京STAR AUCTION (現STAR BUYERS AUCTION)を東京オフィス内で開始した。

14年には、利用者の店舗での待ち時間が長くなっていたことを受けて、業界初の予約可能な買取専門店BRAND CONCIERの展開を開始し、銀座店をオープンした。

15年には、世界有数のジュエリー市場である香港に事業基盤を有していたSTAR BUYERS LIMITEDを買収し、完全子会社化した。

16年10月、小売ブランドALLUの展開を開始し、銀座に1号店を出店すると共に、ECサイトを開設した。

17年2月には、骨董品・美術品分野の強化を目的に、株式会社古美術八光堂を買収し、完全子会社化した。

18年3月、同社は東京証券取引所マザーズ市場に上場した。

20年3月の持株会社体制への移行により、旧SOUは純粋持株会社である同社と承継会社であるバリュエンスジャパンに分割された。

(2020年6月5日時点)

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